2019.12.22. 『正義論──ベーシックスからフロンティアまで』 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 12/22/2019 昨日の午後からは、『正義論──ベーシックスからフロンティアまで』の合評会を兼ねた研究会。同志社大学今出川キャンパス。 刊行まもなく、1年生対象の授業「医療と社会」でこの本の2つの章を紹介した。この本に関する記事の続きは、後日ここに追記していく予定。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ
2025年1月26日 1/26/2025 ある腫瘍マーカー。それを手がかりに4年前生検を受けたが、その時は経過観察になり、昨年値が上がり続けて高くなったので、先週再び生検となった。結果は月末にわかる予定。 続きを読む
2024年1月6日 母 1/06/2024 本日、母が死去しました。金沢から母のいる松山までは今日中に着けないので、明日移動します。 親から離れて暮らすようになってもう40年近くになり、そばにいないことには慣れていますが、寂しいね。幼い頃から身体の心配をさせることが多くてごめんねとか、わたしには子もいないのでおばあちゃんにしてあげられなかったなとか(兄の家族が賑やかにおばあちゃんを楽しませてくださったのでありがたかったです)、母にとってわたしはどういう仕事をしているのかよくわからない人のままだったんじゃないかなとか、そんなことを思います。優しい人で、寂しがりの人でした。 みなさんには、地震のことでご心配おかけしている中、また私事で申し訳ありませんが、元気ですよ。 母に会うとしばらく投稿しないかなとも思うので、今報告だけさせていただきました。 続きを読む
2025年8月1日 「ニーチェ『ツァラトゥストラはこう言った』をどう読むか」のひとつのアイデア 8/01/2025 夏休み中の学生から「ニーチェ『ツァラトゥストラはこう言った』をどう読むか」の助言がほしいという連絡があり、ふと昔に引き戻された感じで、ここでも少し情報共有しようと思いました。 試してみようと思われる方がおられるかもしれないかと。 10年以上前ですが、『ツァラトゥストラはこう言った』(岩波文庫)を読んで対話する会を開いていました。イメージとしては、わたしがツアーガイドのような形で「今日はこことここを訪ねます、いろいろ話もしましょう」と、いくつかの章を参加者と一緒に訪ねて対話するという会でした。 『ツァラトゥストラはこう言った』に関してはそういう読み方が良いのかなと思うのですが、そういうガイドぬきで一人で読むとすると、一回目の読書は、下記の(章の)リストの中から関心があるものだけ詳しく読むというくらいで(飛ばし飛ばしでも)第一部から第三部の中盤まで読み進めてみるのはどうでしょうか。 第一部 「身体の軽蔑者」「読むことと書くこと」「山上の木」「戦争と戦士」「市場の蠅」「友」「隣人への愛」「贈り与える徳」 第二部 「鏡を持った幼な子」「至福の島々で」「有徳者たち」「毒ぐもタランテラ」「名声高い賢者たち」「舞踏の歌」「墓の歌」「自己超克」「悲壮な者たち」「大いなる事件」「預言者」「救済」「処世の術」「最も静かな時」 第三部 「旅びと」「幻影と謎」「来ては困る幸福」「通過」「脱落者たち」「帰郷」「三つの悪」 飛ばし飛ばし第三部の中盤まで読んで、その先も読みたいと思えば、また尋ねてください。その際は、「ツァラトゥストラの序文」や第三部後半を読むアドバイスをまたお伝えします。 *『ツァラトゥストラはこう言った』の前に『曙光』や『喜ばしき知恵』を読んでみてニーチェをもう少し読んでみようと思ったら、それから『ツァラトゥストラはこう言った』に向かうというのも一案だと思います。 2025年8月1日 菊地建至 続きを読む