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12月, 2025の投稿を表示しています

2025年 年末

2025年もありがとうございます! 年末年始がこの寒い時期にあるのはどうなんでしょうね。少しでも暖かくしてお過ごしください。 私事では、2024年1月1日の能登半島地震、同年1月6日の母の死去から1年後という時を生きたわけですが、今年の夏頃からかえって一層辛いなと思う日が何度もありました。 体調もそれほど良くはなく、とはいえ休みをいただくほどわるくもなく、結局、毎日良く働いた一年だと感じています。 今年は1995年の阪神淡路大震災から30年でもあり、当時大学院にいましたが、さてここまでに何をどのようにしてきたのか、できたのか。 「ひとつひとつていねいに始める、続けるということに関しては、今年もまあ良し」という思いがありますが、他方で体力気力に衰えがあるのは致し方なく、深く関わることのできる物事・人の数は多くないので、役に立てないこと、申し訳ないこともあったと思います。 一年、一年、あまり性に合わないのですが「果たせたこと」もこれまで以上に意識していこうと思います。 2026年もどうぞよろしく。 みなさんの幸せを願います。 菊地建至

「この社会で障害がある人が働き続けられること」のクリティカルシンキング

論文を公開しました。 菊地建至 「この社会で障害がある人が働き続けられること」のクリティカルシンキング  Critical Thinking on Making It a Reality for People with Disabilities to Continue Working in Japanese Society https://kanazawa-med.repo.nii.ac.jp/records/2000271  上記からダウンロードできます(PDF、無料)。   要旨  「身体障害者」「知的障害者」「精神障害者」「発達障害者」などが日本の社会で働く機会も場所もまだ十分にないのが現状であり, そうした就労機会や場からの構造的排除及び排除的な人間関係の克服と支援の充実はこの社会の課題であり続けている。また, 働き始められる人が増えたとしてもそこから継続して長期に同じ職場で働くことができていないことも重要な問題である。この認識のもとで, この社会で障害がある人(People with disabilities in this society)の就労促進と良い就労支援に向けて何をどう考えるか。  本論は, そうした改善を妨げるものとして「その人が職場にいることの意義が明確でないこと」及び「その人の就労を阻害する要因のひとつとしてハラスメントが主題化されていないこと」を指摘し, 雇用者や職場の同僚から見た, 職場で障害がある人が働いていることの意義, 及び, 職場で障害がある人へのハラスメントという問題設定が有用である理由を, 詳論する。これらが本論の特長であると同時に, 本人にとっての就労の意義については詳しく論じないことや, 社会で障害がある人の就業を阻害するハラスメントの調査研究でないことは, 本論の限界である。 願いとしては、自分のテーマとしてこういうことにも取り組む人が続きますように。

石川県西田幾多郎記念哲学館「哲学講座」で「これからの社会でクリティカルシンキングをどう生かすか」講演・対話を実施しました。

  先日の「これからの社会でクリティカルシンキングをどう生かすか」(石川県西田幾多郎記念哲学館「哲学講座」)について、石川県西田幾多郎記念館のFacebookで紹介されました。 https://www.facebook.com/kitaro.nishida.kahoku \西田幾多郎哲学講座(第8回)を開催しました / 12月13日(土)に西田幾多郎哲学講座(第8回)を開催しました。 講師に金沢医科大学准教授の菊地 建至 氏をお招きし、「これからの社会で「クリティカルシンキング」をどう生かすか」と題しご講演いただきました。 社会のさまざまな場面で、自分の判断をどのようにしたらより良いものにできるか、相手の判断や理解をどのように受け止めるべきか、などといった難しい問題に直面することがあります。 これらに向き合い対処していくためのクリティカルシンキングの考え方や手法などについて、実際の身近な例をもとにしながら、ご講演くださいました。 質疑応答の時間で、フロアから具体的なコミュニケーションの困り事の話が上がり、それに先生が親身に応答されている雰囲気も、とてもリラックスしたものだったのが印象的でした。 菊地先生、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。 紹介してくださっています。 ありがとう! いい時間でした。 椅子を手にしている写真は、「選択アーキテクチャ」を講義するひとつ手前でアーキテクチャの影響の話をするときに、「椅子」や「昔と今の列車のソファー」を見せるために椅子を手にしたときのもの。 当日の目次 1 導入 2 「判断」をより良くしたい、判断の良くない人を理解したい 3 質疑応答・対話の時間 4 「選択、意思決定」をより良くしたい、他人の選択も気になる 5 さまざまな違いがあってもそういう他者との良い関係や理解をあきらめずにいたい 6 質疑応答・対話の時間